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アルルカンと道化師(池井戸潤)

東京中央銀行大阪西支店の融資課長の半沢直樹のもとに、企業買収の話が持ち込まれる。ターゲットは、百年近く続く出版社の仙波工藝社だった。強引とも思えるやり方で買収を進めようとする大阪営業本部。やがて半沢は、この買収工作の真の狙いを知ることになるのだが・・・。

買収の話に全く乗り気でない仙波工藝社の社長・仙波友之。畑違いの業者からの強引な買収話に半沢は疑問を抱く。半沢を陥れようと、巧妙なわなを仕掛ける者たち・・・。半沢が探し当てた買収の真の狙いは実に驚くべきものだった・・・。
買収話とアルルカン、このふたつをどう解決していくのか?先を知りたくて一気に読んでしまった。人と人との温かな触れ合い、そして信頼関係の大切を感じた。面白さだけではなく、切なさも少し感じる、読み応えのある作品だった。
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不死鳥少年(石田衣良)

アメリカ人の父と日本人の母を持つ少年タケシ。
父と父親似の姉はアメリカに、見た目が日本人のタケシと母は日本へ。戦争は家族を引き裂いた。そして、1945年3月10日、東京大空襲が!タケシの、大切な家族を守りたいと思う気持ちがある奇跡を起こした・・・。

茶色い目以外は髪が黒いので日本人のようだった。だが、その茶色い目のために、タケシはいじめに遭う。「クラスメイトと何とか心を通わせたい。」そのタケシの願いがようやく叶ったかに見えた時、残酷な運命が待ち受けていた。東京大空襲だ。雨のように降り注ぐ焼夷弾のため、タケシの住む本所地区は、住民の半数が亡くなり、九割を超える家屋が焼失した。いつ死んでもおかしくない状況の中、タケシの家族は誰一人欠けることなく難を逃れた。それは、家族を救いたいと思うタケシの強い願いが起こした奇跡だった。「よかった!」読んでいてそう思ったのだが・・・。読後は切なさが残った。
「東京大空襲を記録として残したい。」そういう作者の思いがしっかりと伝わってくる。平和の大切さを改めて感じた。読み応えがあり、心に強く残る作品だった。
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逆ソクラテス(伊坂幸太郎)

一度ダメな生徒だと思ったら、その認識を変えない教師。決めつけられた生徒はもうその認識から逃れることはできないのか?決めつけられた生徒・草壁を救おうと、クラスメートが立ち上がる!その作戦は?表題作「逆ソクラテス」を含む5編を収録。

「逆ソクラテス」
秘められた可能性を持っているのに一方向からしか見ず、「この生徒はできない。」と決めつける教師。その教師の先入観を何とか崩そうと奮闘するクラスメートたち。生き生きとした描写で、読み手を惹きつける。誰がどんな関わり方をするかで、子供たちの未来は変わってしまう。もっと柔軟な目で子供たちを見てほしい。そう願う。「僕はそうは思わない。」この言葉がとても印象的で、強く心に残った。
「非オプティマス」では、人を見かけで判断することはいけないということを、相手によって態度を変えたりわざと人に迷惑をかけることがどんなに愚かな行為であるかということを、あらためて考えさせてくれた。「本当にその通り!」
どの話もよかった。作者の思いがしっかりと詰まっていて、読みごたえがあった。さわやかな感動が味わえる作品だと思う
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シーソーモンスター(伊坂幸太郎)

一人暮らしの母を心配した北山直人は、妻に相談し、母と同居することにした。何とかうまくやっていけるだろうと思っていたが、嫁姑間に不穏な空気が流れる。実は、単なる嫁姑問題だと思われていた裏側には、姑のセツと嫁の宮子の秘密が隠されていた・・・。表題作「シーソーモンスター」と「スピンモンスター」2編を収録。

「シーソーモンスター」
セツと宮子の驚くべき秘密。それが、直人の危機を前にして次第に明らかになっていく。製薬会社に勤めている直人は、出入りしている病院の不正に気付く。証拠をつかもうとする直人だが、魔の手が伸びる。次々に起こる危機から何とか直人を守ろうとする宮子だが、一人では限界がある。もうだめかと思ったその時・・・。最後は爽快感が味わえる。何も知らないのは直人だけというのも、面白い。
「スピンモンスター」
「シーソーモンスター」は昭和を舞台にした作品だったが、こちらは2050年の話だ。水戸直正が新幹線の中で手紙を託される。その手紙を届ければそれで終わりのはずだったが、次第に事件に巻き込まれていく。事件に巻き込まれていく過程が、まさに伊坂流だ。スピーディーな展開から目が離せなかった。「シーソーモンスター」との微妙なつながりも面白い。それにしても、記憶というのは実にあいまいなものだとつくづく思う。
今回も、伊坂ワールドを堪能した。楽しめる作品だと思う。
| 作者別・・・あ | comments(0) |

パリのすてきなおじさん(金井真紀)

「パリの街を歩き回り、面白い話をしてくれそうなおじさんを見つけて話を聞こう!」
パリ在住40年のジャーナリスト・広岡裕児さんの案内で、パリで見つけたおじさんたちの話を集めた作品。

パリには実にさまざまな人たちが住んでいる。いろいろな国から来ていろいろな事情でパリに住んでいる人がたくさんいる。ここに登場するおじさんたちの経歴も十人十色でとても興味深い。登場する人たちに共通するのは、しっかりとした自分の考えをもって、しっかりと大地に足をつけて生きているということだ。人生、思うようにいかないこともたくさんある。そんなときはどう考えどう行動するべきか?この作品の中に、たくさんのヒントがある。そして、生きるということはやっぱり素晴らしいことなのだと思わせてくれる。金井真紀さんが描くおじさんたちのイラストも見ていて楽しい。
ずっと手元に置いて時々読み返したくなるような作品だ。
| 作者別・・・か | comments(0) |

黒武御神火御殿(宮部みゆき)

江戸の神田三島町にある袋物屋の三島屋の次男・富次郎は、嫁いだおちかの跡を継ぎ、変わり百物語の聞き手になった。そんな富次郎のもとに印半天が持ち込まれた。変わった印を持つその半天には、恐ろしい秘密が隠されていた・・・。表題作を含む4編を収録。三島屋変調百物語シリーズ6。

何かに取り憑かれる怖さ、人の恨みの怖さと、怖さの種類はそれぞれ違うが、どの話も本当に怖い。特に人の恨みは怖い。なぜこんなにも相手を恨まなければならないのかと、その理不尽さに怒りさえ覚える。特に「姑の墓」は怖い。恨んで祟る。とても後味の悪い話だった。
表題作の「黒武御神火御殿」も人の恨みにまつわる話だ。その恨みは尋常ではなく、凄まじい。自分が報われなかったから人を恨む。恨む側にも理由はあるかもしれないが、ここまでするのか!という驚きもあった。恨みを向けられた人たちがいったいどうなるのか?かなり長い話だったが、最後まで一気に読んでしまった。
日々の暮らしの中、誰を恨むこともなく、誰からも恨まれることなく、穏やかに過ごしたいものだとつくづく思う。
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奇跡の本屋をつくりたい(久住邦晴)

ユニークな企画で注目を集めた本屋さんが、かつて札幌にあった。それは、「くすみ書房」。時代の流れの中、街の本屋さんはどんどん消えていった。そんな街の本屋さんを存続させようと奔走したくすみ書房店主・久住邦晴さん。志半ばで逝った、彼の遺稿集。

「なぜだ!?売れない文庫フェア」「中高生はこれを読め」「ソクラテスのカフェ」。
次々とユニークなアイディアを出し、注目を集めた「くすみ書房」。しかし、時代の流れは愛すべき街の本屋さんを存続の危機に追いやる。場所を変え、起死回生を図る久住さん。だが、奮闘むなしく、「くすみ書房」は終焉の時を迎える・・・。
久住さんの遺した文章を読むと、彼がいかに本を愛していたか、そして書店をたたむことがどれほど無念だったのかが手に取るようにわかる。私も、何度か行ったことがある。ほかの本屋さんにはない独特の雰囲気があり、居心地のいい本屋さんだった。できれば、ずっと残ってほしかった。
「くすみ書房」は無くなってしまったけれど、久住さんには夢があった。でも、その夢を実現する前に、彼は病に倒れ、逝った・・・。さぞかし残念だっただろう。そう思うと胸が痛い。彼の夢が実現するのを見たかった。彼の死が惜しまれてならない。
| 作者別・・・か | comments(0) |

秋期限定栗きんとん事件(米澤穂信)

 

小山内さんとは夏休みに別れてしまった・・・。そんな小鳩常悟朗を、手紙で呼び出す女性が現れた。一方、小山内さんにも新たな出会いが!?そんな中、学校の新聞部は連続放火事件を扱うことになった。次第にエスカレートする放火の規模。なかなか解決しない事件に、ついに常悟朗は解決に乗り出すのだが・・・。
「春期限定いちごタルト事件」「夏期限定トロピカルパフェ事件」に続くシリーズ3作目。

新聞部の瓜野は、学内新聞で放火事件を扱おうとするが、部長の堂島が難色を示す。だが、堂島を説き伏せ彼は放火事件を大々的に扱う。そして、瓜野の考えた通りの順番で事件は起こっていく。これはいったいどういうことなのか?そして、瓜野とつき合っている小山内さんがこの事件にどう関わってくるのか?さらに、小鳩常悟朗はこの事件をどう解決しようというのか?はたして、高校生が手に負える事件なのか?たくさんの「?」が、頭の中で飛び交う・・・。
よく練られたストーリーだと思う。登場人物の心理描写もよかった。読み応えのある面白い作品だった。
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てんげんつう(畠中恵)

晴れていたのに、急に雨が降ってきた。妖たちが濡れ鼠になったけれど、離れにはたくさんの手ぬぐいがすでに用意されていた。聞けば、天眼通(てんげんつう)が雨が降ることを教えてくれたのだとか。その天眼通、若旦那に頼みがあると長崎屋にやってきたのだが・・・。表題作「てんげんつう」を含む5編を収録。しゃばけシリーズ18。

20年ほど飼った猫に千里眼を譲られた男。遥か昔のこと、天気、人が思っていることなど、何でも分かるようになった。だが、それは決していいことばかりではなかった。人から怖れられたり、命を狙われたりと、散々だった。「どうすればいいのか?」男は一太郎に解決策を求めた・・・。
千里眼の力を持った人生なんてつまらない。いや、それどころか、耐えられなくて生きていけそうもない。何も分からないからこそ人生は面白いし、その時その時を大切に過ごそうと思うのだから。
そのほかの話、仁吉の縁談、おぎんのケンカの顛末、山姥の話、毛虫だらけの桜の謎も、面白かった。このシリーズはこれからどこへ向かうのか?一太郎の未来には何が待っているのか?気になることはいろいろある。作者がどう描いていくのか楽しみだ。
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夢見る帝国図書館(中島京子)

物語は、15年前にさかのぼってそこから始まる。当時フリーライターだった”わたし”は、上野の公園でちょっと変わった女性と出会った。
「図書館が主人公の小説を書いてみるっていうのはどう?」
その女性、60代の喜和子さんは、”わたし”にそう言った。帝国図書館と喜和子さんの人生。この二つの物語が紡がれていく・・・。

ちょっと変わったところのある喜和子さん。だが”わたし”は、すっかり意気投合する。二人の関係はつかず離れず、お互いがお互いを束縛することなく、とてもいい関係だ。「帝国図書館を小説にしてほしい。」”わたし”は喜和子さんに頼まれるが、その約束を果たさないままでいた。けれど、喜和子さんは楽しみに待っていた。そのことは、後々になって”わたし”の胸に深く刻まれることになる。
帝国図書館のエピソードも随所に描かれている。図書館を作るということは、並大抵の苦労ではない。いろいろな人の血と涙と汗の結晶なのだ。著名な人物も登場して、とても面白いエピソードだった。
人と人との出会い、そしてつながりは不思議だ。いろいろな縁が絡み合って、そこから新たな物語が生まれる・・・。
図書館の物語と喜和子さんの人生。二つの物語の紡がれ方が、とても印象的だった。静かで穏やかな感動が胸いっぱいに広がっていくのを感じた。心温まる作品だった。
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