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夜が暗いとは限らない(寺地はるな)

閉店が決まったあかつきマーケット。そのマーケットのマスコット・あかつきんが失踪した!だが、失踪したはずのあかつきんは町のあちこちに姿を現し、人助けをする。なぜ?
さまざまな人たちのさまざまな心温まる物語。

大阪市内にほど近い、人口10万ほどの市。その市のはじっこあたりに暁町はあった。その暁町にある「あかつきマーケット」が存続の危機に・・・。マーケットを盛り上げようとマスコットキャラクター「あかつきん」が誕生した。だが、マーケットの閉店が決まり、あかつきんも突然失踪してしまう。なぜ、あかつきんは失踪したのか・・・?
この作品に登場する人たちの悩みや苦しみ。それは、当人にとっては深刻でもほかの人から見たら取るに足らないことかもしれない。でも、読んでいて共感できる。そういうことが現実の日常でも起こりうると思うからだ。
「ちょっとした言葉や何気ない行動が、暗闇の中にいる人に光を与えることもある。」
この作品を読んで強くそう感じた。 短編集だが、話はどこかでゆるくつながっている。そして、あちこちに現れるあかつきんの存在も、いろいろな意味を持つ。読んでいて心地よい。
人生にとって何が一番大切かを考えさせてくれる、味わいのある作品だった。
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東京會舘とわたし(辻村深月)
 

大正、昭和、、平成。時代が変われど、東京會舘はいつもそこにあった。旧館、そして新館になってからの東京會舘をめぐる人々の様々な物語。

大正11年に丸の内に誕生した東京會舘。国際社交場としての華やかな時代があった。訪れる人たちも、夢と希望にあふれていた。だが、時代は移り変わり、激動の時代へと・・・。喜びだけではなく悲しみも苦しみも、この會舘は経験することになる。けれど、この作品の中では特別な事件などは起こらない。そこで繰り広げられるのは、ささやかな日常を生きようとする人たちの物語だ。
時代が変わっても東京會舘を愛し続ける人たちがいる。東京會舘とともに歳を重ねる人がいる。そして、どこかで微妙につながりあう人たち。人を思いやったり、思われたり。ここで語られるさまざまなエピソードが胸を打つ。読後は、静かで穏やかな感動に満たされた。深い味わいがあり、いつまでも余韻が残る、読みごたえのある作品だった。
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かがみの孤城(辻村深月)

いじめが原因で不登校になり、家に引きこもったこころ。救いのない状況の中で、ある日こころの部屋の姿見が光を放つ。その輝きに吸い寄せられるように、こころは鏡の中の世界に足を踏み入れた・・・。

鏡の中の世界には城があった。そして、この城に呼ばれた者は全員が中学生で、こころを含め7人いた。彼らを呼び寄せたオオカミの顔をした少女は言う。
「お前たちには今日から三月まで、この城の中で”願いの部屋”に入る鍵探しをしてもらう。見つけたヤツ一人だけが、扉を開けて願いを叶える権利がある。」
少女はなぜ彼らを鏡の国に引き込んだのか?なぜ彼らが選ばれたのか?そして、願いをかなえるのは誰か?少しずつ少しずつ状況が見えてくる。先が知りたくて夢中でページをめくった。登場人物ひとりひとりが抱える悩みや苦しみが明らかになるたびに胸が痛んだ。「だれにも相談できない!誰にも分かってもらえない!でも、誰か助けて!」彼らの悲痛な叫びが聞こえてくるようだ。
後半は、さまざまな伏線や謎がが見事に収束していく。彼らのつながり方が心にグッとくる。また、なぜ鏡の中に城があったのか?という理由もたまらなく哀しかった。まさかこんな真実が隠されていたとは!
読んでいてつらい部分や切ない部分もあったが、読後は温もりや優しさを感じた。深い感動が味わえる、読みごたえのある作品だった。
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天の梯(みをつくし料理帖10)(高田郁)

医師源斉の言葉に深く感銘を受けた澪は、自分が料理人としてどう生きるべきかをはっきりと見定めた。一方、野江の身受けのための四千両をどうするか悩んだ澪は、「鼈甲珠」を使い勝負に出る・・・。

澪自身や澪を取り巻く人たちに、さまざまな問題や悩みがあった。はたして最終巻でどうまとめるのか、とても気になっていた。作者は、見事に物語を収束させた。誰も不幸にならずに、それぞれの道を着実に歩んでいく。本当に見事な終わり方で、読んでいて胸がいっぱいになった。この最終巻の巻末に付いている料理番付けも、澪たちのその後を物語っていてすごくよかった。みんながんばっているのだと思うとうれしくなる。
この作品に登場する人たちのように、人を想いやる心を持って毎日生活できたら素晴らしいことだと思う。作者はこの作品を通して、私たちが忘れかけていた大切なものを思い出させてくれた。10巻はあっという間で、長いとは思わなかった。「みをつくし料理帖」は、とても感動的な作品だった。「できればもっと澪たちの物語を読みたい。」と、切に願う
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美雪晴れ(みをつくし料理帖9)(高田郁)

つらいことばかりだった芳にも、ようやく幸せが訪れようとしていた。一方、澪は野江の身受けという大きな目標を実現するために、つる屋を離れてひとり立ちする準備を進める。人それぞれ、おのれの進むべき道を歩み出そうとする。「みをつくし料理帖」シリーズ9。

いろいろ苦労をし、さまざまな人に支えられてここまで来た澪だった。だが、ここからはひとりで生きていく決心をする。野江の身受けのために澪が考えた出したのが「鼈甲珠」だった。澪はあくまでも料理人として勝負しようとする。けれど、作るのにも売るのにも限界がある。こんなことをしていたら、身受けはいったい何年先になるか分からない。読み手はやきもきするばかりだ。次はいよいよ最終巻。さまざまな問題はどう解決されるのか?楽しみでもあるが、次で終わってしまうのだという寂しさもある。澪の願いがどうか叶いますようにと祈らずにはいられない。シリーズ9も面白かった。

巻末の特別収録「富士日和」はふたりの人物について書いてあるが、本編では知り得なかったことなのでとても興味深かった。
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残月(みをつくし料理帖8)(高田郁)

吉原が火事になった時に又次に命を助けられた摂津屋が、澪を訪ねてきた。又次の言葉の意味するものを知りたいと言うのだ。澪は、自分と野江との関係を言い出せずにいたのだが・・・。「みをつくし料理帖」シリーズ8。

吉原の火事をきっかけに、澪と野江の周辺にも変化が生じる。摂津屋は、澪と野江の過去を調べようとしていた。澪は、又次との約束もあり相変わらず野江の見受けのお金をどう工面するか悩んでいた。野江の身受けにかかるお金は四千両だ。そんな大金を、はたして澪は用意できるのか?一方、芳はやっと息子の佐兵衛と会うことができたのだが、佐兵衛は料理の道には戻らないという。その理由はまだ明かされない。澪と登龍楼との関係も微妙なものになっていく。芳の人生も大きく変わろうとしている。シリーズ8では、いろいろな人の運命が今までとは違う方向へ動き出そうとしている。読んでいると心配なことばかりで、登場人物たちのこれからの人生が気になってしょうがない。残り2冊、今後の展開がとても楽しみだ。面白かった。
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夏天の虹(みをつくし料理帖7)(高田郁)

澪は決心する。自分の料理を喜んで食べてくれる人のために、これからも料理を作り続けようと。だがそれは、小松原との別れを意味していた・・・。一方、思いがけない不幸が澪を襲った。澪は、料理人として生きていくことができるのか?「みをつくし料理帖」シリーズ7。

澪は、はっきりと自分の道を見定めた。たとえそれが愛する人と別れることになっても後悔しないという決意で。たった一度の人生をどう生きるか?人生の分かれ道に立った時、どちらを選択するかは難しい。一度選んでしまえば、もう後戻りはできないのだ。
料理人として生きる決意を固めた澪だったが、思いがけない不幸が澪を襲う。だが、周囲の人たちの支えと助けで、澪は何とか料理を作り続ける。吉原「翁屋」の料理番・又次は、良き相棒として澪を支えてくれた。ラストでは、その又次にも思いがけないことが起きる。かなり衝撃的だった。野江はこの先どうなるのか?澪の願いは本当にかなうのか?ますます目が離せない。面白かった。
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心星ひとつ(みをつくし料理帖6)(高田郁)

翁屋の桜主伝右衛門、登龍楼の采女宗馬。このふたりがそれぞれ持ってきた話は、料理人としての澪の今後を左右する重大な話だった。一方、小松原との関係も思わぬ方向へ・・・。はたして、澪の進べき道は?「みをつくし料理帖」シリーズ6。

幼なじみの野江のいる翁屋の桜主伝右衛門が、澪に吉原での天満一兆庵再建の話を持ってきた。一方、登龍楼の采女宗馬からも、神田須田町の登龍楼を売るのでつる屋をそこに移さないかという話があった。澪の心は揺れ動く。世話になっているつる屋の主・種市のことを考えるとつる屋の移転の話を取るべきだが、芳や佐兵衛のことを考えると天満一兆庵再建の話を取るべきなのだ。一方、小松原との関係も思わぬ展開を見せる。武家に嫁ぐことが不可能ではなくなった。周りの人たちのことを考えすぎて、澪は自分の進むべき方向を見失いそうになる。揺れ続ける心。けれど、澪はついに決心する・・・。
何かを取れば何かが犠牲になる。自分の取りたいものすべてを取ることはできない。澪の決心は仕方のないことかもしれないが、悲しい決心でもあった。はたして、その決心がそれでよかったのか?これからの澪の生き様がとても気になる。今回も、面白かった。
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小夜しぐれ(みをつくし料理帖5)(高田郁)

日本橋伊勢屋の美緒がつる家を訪れ、澪の前で突然泣き始めた。伊勢屋の主で美緒の父の九兵衛が、美緒に婿をとらせようとしているというのだ。医者の源斉に想いを寄せる美緒のことを思うと、澪はいたたまれなくなったのだが・・・。「みをつくし料理帖」シリーズ5。

シリーズ5もさまざまなできごとが起きるが、澪はおのれの目標をしっかりと見定め、それに向かって突き進んでいこうとする。天満一兆庵の再建、野江の身受け、そのふたつは不可能と思われるほどの困難さだ。つる屋で料理の腕をふるう澪だが、はたしてそれが澪の願いをかなえることとどう結びついていくのか?これからの展開がとても気になる。澪と小松原の関係も、ゆっくりと動き出している。ふたりの今後は・・・?
今回もおいしそうな料理がたくさん出てきた。当時は菜の花がとても貴重なものだったとは知らなかった。なので、菜の花尽くしの料理の描写は圧巻だった。
読めば読むほど、どんどんこの作品にのめり込んでいく。面白かった。
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今朝の春(みをつくし料理帖4)(高田郁)

普段はお酒を出さないつる屋だが、月に3度「三方よしの日」にはお酒を出すことにした。澪と助っ人の又冶の作る料理も評判になる。そんなある日、澪は戯作者清右衛門が吉原のあさひ太夫を題材に戯作を書こうとしていることを知る。「野江のことが公になってしまう!」澪は心を痛めるのだが・・・。「みをつくし料理帖」シリーズ4。

野江のこと、伊佐三・おりょう夫婦の問題、そしてつる屋と登龍楼との料理対決など、今回も読みごたえ充分だった。清右衛門に戯作を書くことをあきらめさせるにはどうすればいいのか?伊佐三の浮気疑惑はどうなるのか?そして、つる屋と登龍楼との料理対決の前に澪にアクシデントが!困難な状況を澪はどう乗り越えていくのか?ハラハラしながら読んだ。この他にも、伊勢屋の美緒に大奥奉公の話が持ち上がり、澪が包丁使いの指南役を任された話が収録されている。
だんだんと澪を取り巻く状況も変化している。うれしいことばかりではない。悲しいこともいろいろある。さまざまなことを経験し、澪は成長していく。面白かった。次回も期待したい。
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