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てんげんつう(畠中恵)

晴れていたのに、急に雨が降ってきた。妖たちが濡れ鼠になったけれど、離れにはたくさんの手ぬぐいがすでに用意されていた。聞けば、天眼通(てんげんつう)が雨が降ることを教えてくれたのだとか。その天眼通、若旦那に頼みがあると長崎屋にやってきたのだが・・・。表題作「てんげんつう」を含む5編を収録。しゃばけシリーズ18。

20年ほど飼った猫に千里眼を譲られた男。遥か昔のこと、天気、人が思っていることなど、何でも分かるようになった。だが、それは決していいことばかりではなかった。人から怖れられたり、命を狙われたりと、散々だった。「どうすればいいのか?」男は一太郎に解決策を求めた・・・。
千里眼の力を持った人生なんてつまらない。いや、それどころか、耐えられなくて生きていけそうもない。何も分からないからこそ人生は面白いし、その時その時を大切に過ごそうと思うのだから。
そのほかの話、仁吉の縁談、おぎんのケンカの顛末、山姥の話、毛虫だらけの桜の謎も、面白かった。このシリーズはこれからどこへ向かうのか?一太郎の未来には何が待っているのか?気になることはいろいろある。作者がどう描いていくのか楽しみだ。
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沈黙のパレード(東野圭吾)

突然行方不明になった女性が、数年後に遺体となって意外な場所で発見された。容疑者は、かつて少女殺害事件で無罪となった男だった。だが、今回もその男は証拠不十分で釈放された。失意の遺族の前に堂々と現れた容疑者だった男に、街中の者が憎悪の目を向けた。そして・・・。
「探偵ガリレオ」シリーズ9。

秋祭りの当日、容疑者だった男が死んだ。死因は、事故?他殺?殺されたとしたら、いったい誰がどんな方法で?湯川、草薙、内海は、事件の真相を追い求める・・・。
秋祭り当日はたくさんの人でにぎわっていた。その人たちが男の死とどういうふうに関わっていたのかが次第に明らかになる。彼らの何げない行動のひとつひとつがつながると、思いもよらない結果が!それは、求めていた真実なのか?そう思った瞬間に、事態は思わぬ方向へ・・・。
巧みなストーリー展開だと思う。読み手を引きつける力がある。映像化すると面白いと思う。いや、作者は最初から映像化を意識してこの作品を書いたのかもしれない。きっとそうだ。
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むすびつき(畠中恵)

「実は一人、生まれ変わる前の若だんなかもって、思える人がいたんです。」
その人は、鈴彦姫の鈴が納められている五坂神社の元神主・星ノ倉宮司だという。鈴彦姫のこの発言に、長崎屋の若だんな・一太郎は興味を示した。そして、星ノ倉宮司について調べることにしたのだが・・・。表題作「むすびつき」を含む5編を収録。しゃばけシリーズ17。

妖は何百年も生きる。だが、人の寿命は妖から比べるとはるかに短い。一太郎と妖たちにも、いつかは悲しい別れが訪れる。一太郎が生まれ変わることを、妖たちは望むだろう。けれど、望み通りになる可能性は低い。人がまた人として生まれ変わるとは限らない。いつどこでどんなかたちで生まれ変わるのか、それは誰にも分からない。なので、生まれ変わったとしても、自分にとって大切な人とは再会できないかもしれないのだ。だからこそ、生きている今この時を大切にしなければならない。
今回の作品では「生と死」や「輪廻転生」が描かれていて、テーマとしては重かった。だが、安定した面白さがある。一太郎と妖の関係は今後どうなるのだろう?このシリーズから目が離せない。
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蛍の航跡(帚木蓬生)

第二次大戦中、陸海軍将兵がいたところには必ず軍医がいた。戦地に派遣された医師たちは、そこで何を見たのか?そして、どんなことを体験したのか?「蠅の帝国」とともに日本医療小説大賞を受賞した作品。著者のライフワーク。

「蠅の帝国」を読んだ時は衝撃だった。戦争に対しての自分の認識がいかに甘かったかを、思い知らされた。この「蛍の航跡」も「蠅の帝国」同様、戦争の悲惨さを伝えている。心の準備をして読み進めたはずなのに、その衝撃は凄まじい。読むのを中断したくなるような悲惨さが、これでもかと読み手に迫ってくる。尊いはずの人の命が、無情にもどんどん失われていく。そこには医師がいるはずなのに・・・。武器も食料も医薬品も、何もかもが足りない。命を守るすべがない!何のための戦争か?誰のための戦争か?衝撃や悲しみだけでなく、怒りさえも感じた。重く暗い内容だが、平和がいかに大切なものかをあらためて認識させてくれる作品だった。
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ひとめぼれ(畠中恵)

町名主の跡取り息子でお気楽者の麻之助には、同心の養子になった吉五郎という友がいる。最近、その吉五郎の様子がおかしい。どうやら、養子先の娘で吉五郎の許嫁の一葉との間に何かあるらしいのだが・・・。表題作「ひとめぼれ」を含む6編を収録。「まんまこと」シリーズ6。

札差の娘と揉めて上方に追いやられた男が復讐心を起こす話「わかれみち」、昔の約束が思わぬ波紋を引き起こす「昔の約束」、麻之助の亡き妻に似た娘・おこ乃に舞い込んだ三つの縁談を描いた「言祝ぎ」、火事場で麻之助が双子の男の子を救ったことから騒動に巻き込まれる話「黒煙」、なぜ男は行方不明になったのか?麻之助が真相を暴く「心の底」、そして表題作の「ひとめぼれ」。どの話も読みごたえがあった。
人生というのは、自分の思い通りにはいかないものだ。決まっているはずのものが、ひっくり返されることもある。人生に躓いた時の人の反応は様々だ。あのれの不甲斐なさを嘆き悲しんだり、相手を恨んだり、運命を呪ったり・・・。だが、順調な人生なんてこの世の中にはひとつもないのかもしれない。麻之助や吉五郎はこれからどう生きていくのか?
さまざまな人の心の中を描いていて、いろいろ考えさせられた。深い味わいのある作品だと思う。
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素敵な日本人(東野圭吾)

達之・康代夫妻は、元旦の早朝に初詣に出かけた。ふたりにはある決意があった。だが、神社で町長が倒れているのを発見してから、事態は思わぬ方向へと動き出す。「正月の決意」を含む9編を収録。

「正月の決意」はラストが良かった。真面目に生きてきたふたりの決意は、いい加減に生きている人間たちを目の当たりにしてどうなるのか・・・?これから先苦労はするかもしれないが、ふたりの未来に幸あれと祈るばかりだ。
「十年目のバレンタインデー」「壊れた時計」「クリスマスミステリ」は、殺人事件がからむ話だ。どの話もすっきりまとめられていて、読後感も悪くなかった。悪いことはできないものだ・・・。
「サファイアの奇跡」はネコが登場する話だが、ネコと少女の絆にホロリとした。
「水晶の数珠」も印象に残る話だった。やはり、親はいつも子供を愛し、その身を案じている。たとえ冷淡に装っていたりしても・・・。家族の絆は何物にも代えがたいと思う。余韻が残る話だった。
どの話も気軽にサラリと読める。なかなか面白かった。作者の感性が光る作品だった。
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恋のゴンドラ(東野圭吾)

桃実と一緒にスキー場にやって来た広太は、ゴンドラに乗り合わせた4人の女性の中のひとりを見て驚愕した。それは何と、同棲相手の美雪だった。しかも!彼女とは結婚することになっている。「ゴーグルとフェイスマスクを外すわけにはいかない。」「声を出すわけにはいかない。」広太の地獄の時間が始まった・・・。「ゴンドラ」を含む7編を収録。

桃実、秋菜、麻穂、美雪、広太、栄介、春紀、直也の8人の男女が繰り広げる恋の物語だ。7編の短編はどこかで微妙につながっている。同棲相手の美雪を騙して桃実とスキー場にやって来た広太の顛末は?美雪と桃実、ふたりの女性の関係は?そして、そこに他の男女5人が関わってくるわけだから、話はややこしくなる。8人の男女はもつれにもつれていくようだが、実は収まるべきところに収まっていく・・・ように見えた。だが、ラストでは意外な結末が待っていた。一番バカだったのは、広太だったのか・・・?
登場人物が個性的に描かれ、内容も面白かった。次はどうなるのかと、読んでいてどんどん引き込まれた。肩ひじ張らずにサラリと読める楽しい作品だと思う。
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土佐堀川(古川智映子)

17歳で豪商三井家から大阪の両替商・加島屋に嫁いだ浅子。幕末から明治への激動の時代の中、傾きかけた加島屋を立て直し、かつ、あらゆる方面で実業家の才能を発揮する。広岡浅子の生涯を描いた作品。

読んでまず驚いた。こんなにすごい女性が明治期にいたのだ。家業の立て直し、炭鉱経営、日本初の女子大学開設。度胸の良さと天賦の商才を持ち、人生を突っ走る。男顔負けの活躍だ。時には危ない目にも遭い、恐ろしい病にも罹った。だが、それも見事にはねのける。どんなに困難なことがあろうとも、恐れず立ち向かえば道は開ける。彼女の生き方は、私たちにそのことを教えてくれる。しなやかな強さ、決してあきらめない心、多くの人を惹きつける人柄、そして天賦の才、彼女は多くの宝を持っていた。そして、その宝を惜しげもなく他人のために使った。本当に素晴らしい人だったのだと思う。この本を読むと、勇気が湧いてくる。どんな困難にも向かっていけるような気持ちになる。元気をたくさんもらえた本だった。
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蠅の帝国(帚木蓬生)

第二次世界大戦中、東京、広島、満州、樺太、東南アジア・・・各地の戦場に派遣された医師たちがいた。悲惨で過酷な状況の中で、彼らが体験したこととは・・・?帚木蓬生のライフワークともいえる作品。

武器も食料も医薬品もない。そして時には戦闘意欲さえない。そんな過酷で凄惨な状況の中、医師たちはできる限りのことをしようと奔走した。戦争は悲惨だ。そのことは充分わかっているつもりだった。だが、この作品を読んで、自分の認識がいかに甘かったかを思い知らされた。
「これが戦争なのか!」
この一言だけで、後は言葉が出てこない。悲惨、凄惨、残酷・・・。いったいどんな言葉を並べたらこの状況を説明できるというのだろうか。いや、どんなに多くの言葉を並べても、この状況を言い表すことはできないだろう。想像を絶するひどさだ。あらためて思った。「戦争は絶対にしてはならない。」と。私だけではなく、この本を読んだら誰もが「これから先どんなことがあっても戦争は絶対にしてはならない。」と思うに違いない。
ひとりでも多くの人にこの本を読んでほしい。そして、平和の尊さをあらためて考えてほしい。衝撃的な作品だった・・・。
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悲素(帚木蓬生)

夏祭りの会場で、カレーを食べた人が次々に倒れた。多数の犠牲者を出したヒ素中毒事件は、日本中の人々に衝撃を与えた。地元の警察からの要請を受けひとりの医師が和歌山へ向かうことになったが、この事件の裏には驚愕の真実が隠されていた・・・。

1998年7月25日、和歌山市園部地区で行われた夏祭りで、カレーを食べた67人が腹痛や吐き気などを訴えて病院に搬送され、そのうち4人が死亡した。原因は亜ヒ酸で、カレーに混入されていた・・・。この作品は、実際に起こった和歌山毒物カレー事件をもとに描かれている。
作品の中に登場する小林真由美。彼女が犯人ではないかと思われるが証拠がない。誰も真由美がカレー鍋に”何か”を入れるところを見ていないのだ。捜査が行き詰まる中、地元警察から要請を受けた医師・沢井が和歌山に赴く。沢井が知ったのは、驚くべき事実だった。カレー事件の起きる前にも、真由美にヒ素を飲まされたのではないかと思われる人たちがいたのだ。直接的な証拠なはない。だが、警察や沢井は診察や聞き取りを続け、事実を積み重ねていく。そこで語られるできごとは、驚愕のひと言だ。食べ物に毒を混ぜて他人に食べさせる。人としてこんなことが平気でできるのか?ただただ信じられない思いでいっぱいだった。
少しずつ外堀を埋め真由美を追い詰めていく過程は、とても読みごたえがあった。犯人は捕まった。しかし、多くの人たちがこの後も後遺症に苦しみ、一生消えることのない傷を心に抱えながら生きていかなければならない。決して ”犯人の逮捕 = 事件解決”にはならないのだ。
ページ数も多くかなり重い内容の作品だが、ひとりでも多くの人に読んでもらいたいと思う。
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