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盤上の向日葵(柚月裕子)

山中で発見された白骨遺体のそばにあった遺留品は、初代菊水月作の名駒だった。何百万円もする高価な駒がなぜ遺体と一緒にあったのか?刑事の石破と佐野は、その真相を追い求めたのだが・・・。

平成六年、山形県天童市。物語は、注目の若手棋士同士による対局会場に二人の刑事がやってくるところから始まる。若き天才棋士・壬生と実業家から転身して特例でプロになった東大卒の棋士・上条との対決だった。なぜ刑事がこの場に現れたのか?そこから話が過去にさかのぼっていく・・・。
少年時代、父親から虐待を受けていた上条。その上条を不憫に思い、わが子のように可愛がり将棋を教えてくれた唐沢。そして、東大時代に出会ったさまざまな人物。上条は、彼らを通して将棋の持つ光と影の部分を味わうことになる。その部分が切々と描かれている。
上条はこの事件にどう関わっているのか?また、なぜ高価な駒が被害者と一緒にあったのか?いったいそこにはどんな真実が隠されているのか?否応なしにも期待が高まっていく。
最初は面白い話だと思った。けれど、読み進めるうちに松本清張の「砂の器」に似ていることに気づいた。 (調べてみたら、やはり作者は「砂の器」を意識してこの作品を書いたことが分かった。)気づいたら、そこから先はどうしても「砂の器」と比較しながら読んでしまうことになる。はっきり言って、「砂の器」よりは劣る。「砂の器」と比較されるのは、この作品にとってはマイナスだと思う。主人公にもなかなか感情移入できなかった。それに、遺体とともに駒が埋められた理由も、説得力に乏しい気がする。上条の人生は悲しい。読んでいて胸が痛んだ。けれど、それが素直に感動に結びつかなかったのが残念だった。
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いまさら翼といわれても(米澤穂信)

神山市主催の合唱祭。その本番直前に千反田えるがいなくなった。彼女はソロで歌うことになっていた。なぜ彼女は姿を消したのか?折木奉太郎が見つけた真実とは?表題作を含む6編を収録。古典部シリーズ6。

表題作「いまさら翼といわれても」では、行方不明の千反田えるに焦点が当てられている。さまざまな状況や彼女に関わる人たちの証言から、奉太郎は彼女の居場所を推理する。彼女が姿を消した理由・・・覚悟を決めて進もうとした道が確かな道ではなくなったとしたら?女子高生の揺れ動く気持ちを巧みに表現した話だった。
奉太郎のモットー「やらなくてもいいことなら、やらない」はどこから来たのか?それが分かる「長い休日」は、なかなか興味深かった。気づいてしまったら気づかないときには戻れないのだ。奉太郎、ドンマイ!
「箱の中の欠落」も個人的には好きな作品だ。思いこみが予想外の錯覚につながる。そういうことは現実にもあり得ると思う。面白かった。
「鏡には映らない」も傑作だった。ある事実に気づいた奉太郎が取った行動は爽快だ。理由を言わないところが奉太郎らしい。
6編どれも、とてもよくできている話だと思う。読んでいて感心させられる部分も多かった。読みごたえのある面白い作品だと思う。
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真実の10メートル手前(米澤穂信)

ベンチャー企業・フューチャーステアが倒産し、広報担当者だった早坂真理が失踪した。真理の妹・弓美から太刀洗万智に、真理から電話があったと連絡が来る。太刀洗は電話の内容から真理の居場所を突き止めることができるのか・・・?表題作「真実の10メートル手前」を含む6編を収録。

誰もが見逃してしまいそうなほんのちょっとしたできごと。だが、時にはその中に真実が隠されていることがある。太刀洗は、鋭い洞察力と観察眼で埋もれている真実を明らかにしていく。電話の内容から失踪者の居場所を、不自然な形の高校生同士の心中事件からある犯罪を、偏屈な老人の死からその老人の真の想いを・・・。真実が明らかにされたからといってそれで解決にはならない。知らないほうが良かったのではないかと思う場合もある。さまざまな人間のさまざまな思惑が交錯する。作者の心理描写が光る。
後味がいい作品だとは言えないと思うが、読み手を引きつけじっくり読ませる内容の濃い作品だと思う。面白かった。
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王とサーカス(米澤穂信)

太刀洗万智は、新聞社を辞め知人の雑誌編集者から頼まれた仕事の事前準備のためネパールに向かう。だが、彼女を待っていたのは、王族殺害事件という衝撃的な事件だった。さっそく取材を始めた万智だが、思わぬできごとが待っていた・・・。

ネパールの街の喧騒が実によく描かれていた。人々の息づかいも聞こえてきそうだ。読んでいると、まるで自分もその街の中にいるような気分になった。
最初は王族殺害事件の真相を探ろうとした万智だったが、思わぬできごとのために事態は意外な方向へと進んでいく。てっきり、王族殺害事件の真相を追い求める話だと思ったのだが・・・。
万智と、同じホテルに滞在する人たち、街の少年、ロッジの女主人との関係は最初は良好に見えた。だが、”あるできごと”が起こってから状況は一変する。誰もがあやしく見える。誰もが疑わしく思える。表面的な印象とはまったく違う裏の顔が垣間見える。それはかなり衝撃的だった。人は表面だけでは分からないものだとつくづく思った。そのことも衝撃だったが、もっと衝撃だったのは、万智の心をひどく傷つけたある人物の言葉だった。それは、「裏切った」とか「裏切られた」というような言葉で表現できるものではなく、もっと深くもっと暗いものだった。言葉もりっぱな武器になるのだ・・・。
自分はジャーナリストではない。でも、「ジャーナリストって何だろう?」「ジャーナリストは何をなすべきなのか?」「ジャーナリストはどういう立場にいるべきなのか?」などなど、いろいろなことを考えてしまった。「王とサーカス」。この作品のタイトルの持つ意味は限りなく重い。読み応えがあり、人を引きつけて離さないとても魅力のある作品だった。
最後に・・・。
この作品の中に出てきた「雲仙普賢岳の火砕流」の話はリアルタイムで知っている。ニュースを見てかなりの衝撃を受けた。「大火砕流に消ゆ」(江川紹子)という本も読んだことがあるが、報道のあるべき姿を考えさせられるとても興味深い本だった。機会があればぜひ読んでほしいと思う。
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戌亥の追風(山本一力)


女人吟味役おせいの個人的な恨みのせいで、店の大事な用で出かけたおきょうが船番所に留め置かれた。「理不尽な扱いは許さない!」与力、同心、手代、肝煎など、さまざまな男たちが立ち上がった。

おきょうを留め置いた女人吟味役のおせいは、吟味に自分の感情を差し挟んだ。そのためおきょうは、船番所で理不尽な扱いを受けることになる。どんなにささいでも、権力がある人間は立場が優位だ。だが、その権力を私利私欲、そして私怨に用いてはならない。悪いのは、おせいばかりではない。権力を振りかざし、今回の騒動を利用してひと儲けをたくらむ者たちもだ。権力者の腐敗ぶりは目に余る。権力に守られた人間をどう懲らしめるのか?そこにこの作品の醍醐味がある。さまざまな職業の男たちが、悪を懲らしめるために手を取り合い、知恵を出し合う。悪人たちがだんだん追い詰められていく様は小気味よいものだった。まさに、勧善懲悪!読後もさわやかな感動を味わうことができた。面白い作品だと思う。
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友罪(薬丸岳)

ステンレス工場で働き始めた益田純一は、同じ日に入社した鈴木秀人という男とあることがきっかけで親しくなる。鈴木は無口で暗い男だったが、しだいにほかの者たちとも打ち解けて行く。だが、鈴木には重大な秘密があった。そのことに気づいた益田は・・・。

14年前に益田の郷里で起きた殺人事件。それは、14歳の少年による残虐な事件だった。「黒蛇神事件」と呼ばれ、いまだに人々の記憶の中にある事件・・・。その犯人が鈴木ではないのか?もし、犯人だったとしたら、今までどおりに付き合えるのか?鈴木が益田を慕えば慕うほど、益田は苦悩する。
奪われてしまった命はもとには戻らない。死んでしまった者は生き返ることはない。被害者の家族にしてみれば、鈴木は一生許すことのできない相手だ。だが、作者は読み手に対し、重い問いを投げかける。「罪を犯した者は、いつまでもその罪から逃れられないのか?どんなに後悔しても、どんなにまじめに生きていこうとしても、社会から受け入れられることはないのか?罪の意識にさいなまれながらひっそりと日の当たらない場所で生きていくしかないのか?」と・・・。
けれど、付き合っている者が残虐な殺人者だったと知ってしまったら、今までと同じ関係を続けていけるだろうか?いつもと同じような顔をして相手と向き合えるだろうか?たぶん、私にはできない。きっと相手から遠ざかってしまうだろう。そうすることがいいとは思えなくても。相手を傷つけてしまうとわかっていても。
「人と深く接しようと思わなければ、誰も傷つけることはなかった」
この鈴木の言葉が、たまらなく切ない。鈴木のしたことは絶対に許せることではない。けれど・・・。心が複雑に揺れ動いた。
益田の悲痛な叫びが、鈴木に届くのだろうか?ラストでは思わず涙がこぼれた。鈴木はどんなことがあっても生きていかなければならない。それが彼の義務だと思う。
重い内容だけれど、心を強く揺さぶる感動的な作品だった。オススメです。
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マリコ(柳田邦男)

日米関係が悪化しつつあった1941年、9歳の少女の名が暗号に使われた。その名は「マリコ」。日本人の父とアメリカ人の母を持つ彼女を通して太平洋戦争の悲惨さを浮き彫りにした作品。ノンフィクション。

マリコの父は日本人で、寺崎英成といった。彼は日本大使館の一等書記官だった。一方、マリコの母はアメリカ人で、グエンといった。外交機密を扱う外交官の国際結婚は、日本の外務省では好ましくないものとされていた。そのうえ、当時は日米関係が悪化の一途をたどっていた時でもあったのだ。だが、彼はおのれの信念を貫いてグエンと結婚する。そして、マリコが生まれた。1941年、日米開戦を避けるべく奔走していた寺崎は、日米関係の状態を「マリコ」をキーワードにして表現し、本国の外務省と情報のやり取りをしていた。しかし、努力もむなしく、日本は戦争へと突入する・・・。自分の名前が暗号に使われいたことなどまったく知らなかったマリコも、しだいに戦争の渦の中に巻き込まれていく。父の国と母の国が戦う。その衝撃的な事実を、彼女はどう受け止めていたのか。戦前、戦中、戦後、時代は大きく動いていく。戦後も、寺崎は国を代表するひとりとして仕事に励んでいたが、ついに病に倒れた。マリコの教育のためグエンとマリコはアメリカに行っていて、彼の死に目には会えなかった。戦争が寺崎一家の運命を大きく変えてしまった・・・。だが、マリコはずっと前を向いて歩いてきた。のちに、彼女はアメリカの政治を改革しようとする。この行動力はすごい!マリコは、世の中を争いのない平和なものにしたかったに違いない。
この作品は、実に中身が濃い。マリコの半生だけではなく、戦前日本がどういう状況だったのか、戦後どのように混乱する事態を収拾していったのかもよくわかる。現在は絶版になってしまって手に入らないのが残念だが、ぜひ多くの人に読んでもらいたいと思う。
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命のビザを繋いだ男(山田純大)

杉原千畝が発行したビザを持ち、ナチスの手から逃れ日本にやってきた約6千人のユダヤ人。いったい彼らはどのようにして日本から目的の国に向うことができたのか?実は、日本にも自らの命を賭けユダヤ人を救うため奔走した人物がいた!彼の名は小辻節三。戦後68年のときを経て、彼の偉大な行動が明らかになった。

杉原千畝の功績はかなり以前から知っていた。彼の発行したビザで、大勢のユダヤ人たちが救われたことを。だが、日本に逃れてきたユダヤ人たちがどのようにそこから目的の国へ行くことができたのか、今まで考えたこともなかった。この作品を読んで、初めてその経緯を知った。実は、杉原千畝が発行したビザの期限は10日間だった。わずか10日の間に、何千人ものユダヤ人のために目的の国々と交渉をして船便を確保するのは不可能だった。小辻節三は次々と日本にやってくるユダヤ難民たちの窓口となり、ビザの延長を可能にし、日本での生活の便宜を図った。また、ビザがないため日本に入国できずにいた者たちにも救いの手を差し伸べた。だがドイツは、ナチス親衛隊の幹部を日本に常駐させ、日本にいるユダヤ人迫害を画策していた。日本を取り巻く状況は日々悪化していく。こんな状況の中でよく何千人ものユダヤ人の命を救うことができたと思う。小辻節三の行いは、杉原千畝の業績に匹敵する。命のリレーは、杉原、小辻、このふたりの存在があったからこそ成し遂げられたことだ。どちらかひとりが欠けたら絶対にできなかったと思う。
著者の山田純大さんは、本当によく調べたと思う。小辻の自伝は英語で書かれたものしかなかったが、英語に堪能な著者だからこそ、ここから出発してさらに詳細に小辻のことを調べることができたのだと思う。だが、なぜこんなにすばらしい行いをした人物が今まで知られていなかったのかと不思議でたまらない。日本人として、私たちはもっと小辻節三のことを知るべきではないのか。いや、知らなければならない。
小辻節三は現在エルサレムの墓地で眠っている。著者は、ここを実際に訪れた。そのときのことを描いた写真や文章がとても感動的で、読んでいる私も感慨無量だった。なぜ小辻節三が日本ではなくエルサレムの地で眠っているのか?そのことも作者は丹念に調べ、この作品の中で詳しく述べている。小辻の想いは、読み手の胸を打つ。
この作品を、ひとりでも多くの人に読んでほしい。そして、「小辻節三」という人物を知ってほしい。厳しい状況の中でおのれの信念を貫き、ユダヤ人のために命を賭けた男のことを。彼の名を歴史の中に埋もれさせてはいけないと強く感じた。オススメです!
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64(横山秀夫)

「未解決誘拐事件を長官が視察」という難題が持ち上がった。今では”ロクヨン”と呼ばれる誘拐事件は、14年前に起こった。誘拐された7歳の少女は犯人に殺害され、無残な姿で発見されたのだった。「なぜ今になってロクヨン視察が?」誰の胸にも疑問が浮かぶ。実は、その視察には重要な意味があったのだが・・・。

容疑者の匿名問題をめぐって報道関係者と警察の対立が起きる。そんな最悪の状況の中で突如持ち上がった未解決誘拐事件の長官視察。長官はロクヨンのことを本当に真剣に考えているのか?いや、そうではない。そこに見えるのは警察内部の事情だった。だれも事件のことを真剣に考えていない。考えるのは、自分の保身や体面を取り繕うことだけだ。遺された被害者の家族は、どれほど警察に失望感を抱いたことだろう。それだけに、被害者家族の描写は読んでいて切ない。どんなに月日が経とうとも、色あせることのない悲しみがそこには渦巻いていた。読んでいて、その悲しみが生み出す執念に圧倒された。
この作品の中には実にさまざまな伏線がある。長くて途中読むのに飽きてしまった時もあったが、後半は一気だった。さまざまな伏線は、やがてラストを鮮やかに彩る。この結末にたどりつけて本当によかった。見事な締めくくりだと思う。
これだけの長さが本当に必要だったのか、疑問は残る。でも、読んだあとの充実感は格別のものがある。面白い作品だった。
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関東大震災(吉村昭)

1923年(大正12年)9月1日、関東地方を激震が襲った。逃げ惑う人々に、今度は大火災が襲いかかる。20万人もの犠牲者を出した関東大震災を、生き残った者の証言を交え克明に描き出した作品。

1923年9月1日午前11時58分、平和で穏やかな暮らしが突如破壊された。激震は建物を倒壊させ、人々を恐怖のどん底に突き落とす。だが、本当の恐怖はそれからだった。安全な場所に避難してほっとしていた人たちを、今度は炎が襲った。地震後あちこちから起こった火災が、恐ろしい勢いで広がったのだ。黒焦げの死体、そして川には炎を逃れようと飛び込み溺死した人々の死体が・・・。逃げ惑う人たちの阿鼻叫喚が聞こえてくるようで、読んでいて背筋が寒くなった。生活のすべてが破壊され、大切な人を失い、すさんでいく人々の心。そこに、デマが流れる。「朝鮮人」その言葉で人々はおのれを見失い、誤った情報に操られるように朝鮮の人たちに危害を加えていく。犠牲者の何と多いことか!まさに狂気の世界だ。災害の恐ろしさをまざまざと見せつけられた。冷静な判断や行動、そして正確な情報の把握がいかに大切かがよく分かった。この作品は、決して忘れてはいけない災害の記録の書だ。ひとりでも多くの人に読んでもらいたい
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