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スワロウテイルの消失点(川瀬七緒)

腐乱死体の解剖中、そこにいた者たちの体に異変が起こる。赤い発疹の後に起こる猛烈な痒み!その原因となった虫は、日本にいないはずの虫だった・・・。法医昆虫学捜査官シリーズ7。

冒頭から凄まじい腐乱死体が登場!ウジの数も半端ではない。そして、日本にいないはずの虫が、解剖に立ち会った者たちに襲い掛かる。事件の犯人は誰なのかよりも、その虫がどうやって日本に来たのか、そちらのほうが気になる。
法医昆虫学者・赤堀の調査が始まる。虫たちが教えてくれる事実をひとつひとつ積み重ねていく。虫たちは、決して人を欺いたり裏切ったりはしない。語るのは真実のみだ。「犯人は、虫たちが教えてくれる。」この作品の最大の魅力がそこにある。昆虫に関する詳細な知識を、作者はいったいどこから得ているのか?ただただ感心するしかない。
今回も期待を裏切らない面白さだった。私は虫嫌いだが、このシリーズだけは読み続けたいと思っている。
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夏季限定トロピカルパフェ事件(米澤穂信)

夏休みの初日、小山内さんが小鳩常悟朗の家にやって来た。手には一枚の地図。そこにはいろいろなお菓子屋さんの場所が記されていた。小山内さんは、ふたりで夏休み中にこれらの店を回ろうと言う。だが、真の目的は、おいしいお菓子を食べることではなかった・・・。
「春期限定いちごタルト事件」に続くシリーズ2作目。

小山内さんはすごい!とても高校生の女の子には思えない。しかも怖い!その無邪気な笑顔にだまされてはいけない。彼女が巧妙に仕掛けた罠に、ターゲットは見事にはまっていく。狙った獲物は確実に仕留めるのだ。
常悟朗は、最初は小山内さんの企みに気づかなかった。だが、気づいてしまってからは、ふたりの関係は微妙に変化していく。ある事件はいちおう解決するのだが、ふたりの心は以前のままではなくなってしまった・・・。この後、ふたりはどうなってしまうのか?とても気になる終わり方だ。
考え抜かれた絶妙なストーリーは、最初から最後まで読み手を釘付けにする。面白い作品だった。
| 作者別・・・や | comments(0) |

夜が暗いとは限らない(寺地はるな)

閉店が決まったあかつきマーケット。そのマーケットのマスコット・あかつきんが失踪した!だが、失踪したはずのあかつきんは町のあちこちに姿を現し、人助けをする。なぜ?
さまざまな人たちのさまざまな心温まる物語。

大阪市内にほど近い、人口10万ほどの市。その市のはじっこあたりに暁町はあった。その暁町にある「あかつきマーケット」が存続の危機に・・・。マーケットを盛り上げようとマスコットキャラクター「あかつきん」が誕生した。だが、マーケットの閉店が決まり、あかつきんも突然失踪してしまう。なぜ、あかつきんは失踪したのか・・・?
この作品に登場する人たちの悩みや苦しみ。それは、当人にとっては深刻でもほかの人から見たら取るに足らないことかもしれない。でも、読んでいて共感できる。そういうことが現実の日常でも起こりうると思うからだ。
「ちょっとした言葉や何気ない行動が、暗闇の中にいる人に光を与えることもある。」
この作品を読んで強くそう感じた。 短編集だが、話はどこかでゆるくつながっている。そして、あちこちに現れるあかつきんの存在も、いろいろな意味を持つ。読んでいて心地よい。
人生にとって何が一番大切かを考えさせてくれる、味わいのある作品だった。
| 作者別・・・た | comments(0) |

そしてバトンは渡された(瀬尾まいこ)

まるでリレーのように、次から次へと親というバトンが渡されていく。けれど、血のつながらない親たちと優子の間には、確かな愛情と絆があった。心温まる物語。

実の母は早くに亡くなった。その後再婚した父は、再婚相手と娘の優子を残し、ブラジル(?)へ。優子は、血のつながらない親たちに育てられることになる。彼らはさまざまな事情から、優子の養育を次の者に引き継いでいく。彼らに共通しているのは、優子をこよなく愛しているということだ。親として、限りない愛情を注いでいる。そんな育ての親たちの気持ちを優子もしっかり受け止めている。血がつながっているとかいないとか、そんなことは関係ない。愛情や信頼で結びついていれば、りっぱな親子なのだ。
こんな大人たちがたくさんいれば、幼い子供たちへの虐待もなくなるかもしれない。幼児虐待が頻繁に起こっている今の世の中の状況を見ると、そう思わずにはいられない。
ちょっと切ないところもあるけれど、ほのぼのとした心に残る作品だった。
| 作者別・・・さ | comments(0) |

野の春〜流転の海9(宮本輝)

昭和42年。松坂熊吾の息子・伸仁は20歳になった。50歳で息子を授かった熊吾の願いは、「息子が20歳になるまでは絶対に死なん」ということだった。その願いは叶い、家族三人で祝うことになったが・・・。
流転の海第9部。完結編。

幼くひ弱だった伸仁は、成長するにつれたくましくなっていく。一方、熊吾は老いが目立つようになった。それでも彼は立ち止るどころか、さらに時代の中を駆け抜けて行こうとする。最後の最後まで、生きることに手を抜かない信念の人だったと思う。戦中戦後の激動の時代の中、何事にも動じることなく常に前向きに生きてきた。その熊吾の人生を振りかえると、感慨深いものがある。
長い年月、本当に長い長い年月、このシリーズを読んできた。全て読むことができて、ほっとしている。生きるということは、楽しくもあり、悲しくもあり、そして苦しくもあり・・・。でも人は生きる。生き続けようとする。何かのために、誰かのために。
生きることの意味、そして人間とは何かを、深く考えさせられた。読みごたえのある本当に面白いシリーズだった。
| 作者別・・・ま | comments(0) |

ファーストラヴ(島本理生)

女子大生・聖山環菜が父親を刺殺した!?環菜の事件を題材にしたノンフィクションを執筆するよう依頼された臨床心理士の真壁由紀は、環菜と面会しいろいろ話を聞く。そこで見えてきたものは・・・。

「自分の父親を刺殺」という事件を起こした環菜。環菜が逮捕されたときに言った台詞が、世間をにぎわせていた。いったい彼女はなぜそんなことを言ったのか?環菜との面会の中で、彼女の心の中にあるものを探り出そうとする由紀。そして、しだいに見えてきた彼女の抱える闇の正体・・・。
環菜の置かれていた状況が異常であることは明白だ。環菜の父も母も、そこまで環菜が傷つくとは想像できなかったのか?子供を守れるのは親しかいない。その親を頼れないと知ったときの環菜の心情は、察して余りある。環菜の心はいつも血を流していたと思う。もう限界だったのだと思う。
これからの環菜の人生がどうなるのか、想像がつかない。けれど、少しでも幸せを感じるものであってほしいと願わずにはいられない。
環菜のことは切なかったが、由紀や由紀の夫・我聞、そして我聞の弟・迦葉にまつわる話には、心温まるものを感じた。
傷ついた者にそっと寄り添うような作品だった。読後感もよかった。
| 作者別・・・さ | comments(0) |

本と鍵の季節(米澤穂信)

高校2年生の堀川と松倉は、図書委員。利用者がほとんど来ない放課後の図書室で、図書の仕事をこなしていた。そこに、すでに図書委員を引退した先輩の浦上麻里がやってきた。亡くなった彼女の祖父の金庫を開けるための番号を調べてほしいという依頼だったのだが・・・。「913」を含む6編を収録。

「913」は、単純に金庫を開けるための番号を謎解きのように当てる話かと思ったが、そうではなかった。金庫の持ち主である祖父とその親族の関わり方が意外だった。
「ロックオンロッカー」では、堀川の行きつけの美容室で起こったできごとが描かれている。美容師の言動の中に伏線があり、真相が分かったときには「なるほど!」と感心した。
1年生の男子生徒の兄の無実を証明する「金曜日に彼は何をしたか」、自殺した生徒が最後に読んでいた本を探る「ない本」も、巧妙なストーリーで謎解きを楽しむことができた。
だが、一番強烈に印象に残ったのは、「昔話を聞かせておくれよ」と「友よ知るなかれ」だった。松倉の高校生らしからぬ言動の原因が垣間見えた気がした。だが、真相を知ることが本当によかったのか・・・?読んでいて複雑な思いだった。「友よ知るなかれ」のその後も気になる。
謎が解けても後味の悪さが残る話が多かったが、面白く読みごたえがあった。
| 作者別・・・や | comments(0) |

七つの試練(石田衣良)

SNSで出された課題をクリアして「いいね」をもらう。課題は七つ。だが、七番目の課題は命をかける課題だった!「デスゲーム”七つの試練”の管理人は誰だ?」タカシとマコトの追跡が始まった・・・。
表題作を含む4編を収録。IWGP(池袋ウエストゲートパーク)シリーズ14。

「いいね」をもらうためには自分の命をかけるのか?やさしい課題からしだいに困難な課題に。参加する若者は、まるで暗示をかけられたみたいに課題をクリアすることにのめり込む。ゲームの管理人は、ゲームの参加者がどうなろうと・・・死のうが生きようが、いっこうにかまわない。マコトとタカシは、そんな管理人をあぶり出そうとある計画を立てた。はたしてそれはうまくいくのか?タイムリミットが迫る中での攻防は読みごたえがあった。
他の、スキャンダルのために全てを失おうとしている若手俳優(なんと!タカシの友人!)の話「」泥だらけの星」、出会いカフェを舞台にしたあるトラブルの話「鏡のむこうのストラングラー」、マコトの中学時代の同級生が住むマンションの怪音の正体を暴く「幽霊ペントハウス」の3編も、まあまあ面白かった。
マンネリ化という声もあるが、私個人としてはこのシリーズが続くことを願っている。次回作も期待したい。
| 作者別・・・あ | comments(0) |

裏切りのホワイトカード(石田衣良)

渡された白いカードでコンビニのATMを操作する。たったそれだけで、報酬は10万円!だが、うまい話には裏があった。Gボーイズや池袋の治安を守るため、タカシとマコトは奔走する。表題作を含む4編を収録。
IWGP(池袋ウエストゲートパーク)シリーズ13。

表題作のほかに、継父に虐待されている少年を実の父親やマコトたちが助けようとする「滝野川炎上ドライバー」、悪い男に違法薬物を飲まされている母を救おうとする娘とそれに手を貸すマコトたちを描いた「上池袋ドラッグマザー」、普通の人には見えないものが見える霊感の強い少女が巻き込まれたトラブルを描いた「東池袋スピリチュアル」が収められている。
世の中、人の弱みにつけ込んだり、弱い者を攻撃したりする人間は大勢いる。、だましたりだまされたり。裏切ったり裏切られたり。そんなことも珍しくはない。タカシもマコトも、困っている人間や不幸な人間には迷わず手を差し伸べる。どんなことをしても、トラブルを解決しようとする。その解決方法は、読んでいて爽快だ。時代は移り変わり、タカシやマコトも年齢を重ねていく。だが、状況が変わっても、これからもこのシリーズを読んでいきたいと思っている。
| 作者別・・・あ | comments(0) |

西一番街ブラックバイト(石田衣良)

池袋の雑居ビル。その最上階の8階から屋上に通じる外階段から、若い男が飛び降り自殺を図った。彼は、急成長しているOKカレーという飲食チェーン店の従業員だった。無能呼ばわりされ、退職を強要されていた。だが、この企業は、サービス残業、賃金未払い、長時間労働などが問題になっているブラック企業だった・・・。表題作「西一番街ブラックバイト」を含む4編を収録。IWGP(池袋ウエストゲートパーク)シリーズ12。

ブラック企業問題は、現実にも同じようなことがあったので読んでいて胸が痛かった。残念だが、この問題は完全には無くならないと思う。でも、いつかは無くなってほしいと切に願う。
「ユーチューバー@芸術劇場」は、時代の世相を色濃く反映している。再生回数を増やすためにはなんでもやる・・・にはならない。物事には限度というものがある。限度を超えたときに自分の身に降りかかる災難にどう対処すべきか、そのことも充分に考えて行動したほうがよさそうだ。
どの話も興味深く読んだ。時代の流れの中、タカシとマコトはこれからどう生きていくのか?どこへ行こうとしているのか?このシリーズから目が離せない。
| 作者別・・・あ | comments(0) |

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